気になることを、徒然なるままに、、、
2023/4
JAK阻害剤への注意喚起 欧州医薬品庁からの勧告です
2022/4
4月からの薬剤費
2021/11
JAK阻害薬について
2020/7
どの生物学的製剤も余り変わらない。よって持病、患者さんの好み(注射回数等)、費用でチョイスしたらいかが?と
副作用面でCertolizumab pegol(シムジア)が他の薬剤より多いようです。
(https://www.bmj.com/content/370/bmj.m2288.long)
2018/8
エンブレルのジェネリック=エタネルセプトBS 採用しました。現時点では変更後悪化等の変化はありません。
シリンジのデザインが良いようで、従来品よりも痛みが少なく、注射がし易いようです。
2018/4
生物学的製剤の最新の薬価一覧を作りました
エンブレル25mgにもペン型が登場します。自己注射がし易くなります。
エンブレルのバイオシミラー=ジェネリックが認可されました。実際に手元に入るのは数か月先と思われます。
2017/10/4
「生物学的製剤で悪性腫瘍は増えない」
スウェーデンからの報告です。TNF製剤、アクテムラ、オレンシア、リツキサン投与10年間の観察。
オレンシアによって扁平上皮皮膚がんが増えるデーターあり。その他の悪性腫瘍の発生頻度は増えなかった。
(
新しいバイオ製剤が出るでしょう
・サリルマブ 抗ヒトIL-6レセプター抗体
・シルクマブ 抗ヒトIL-6抗体
いずれもIL-6系の炎症経路をコントロールする注射薬です。IL-6とIL-6レセプターは”鍵”と”鍵穴”の関係にあります。
鍵穴を抑えるサリルマブは既にあるアクテムラ(トシリズマブ)とほぼ同等です。シルクマブは”鍵”を抑える新薬です。
個人的にはシルクマブに期待です。
バイオシミラー(BS)
大雑把に言うとバイオ製剤のジェネリックです。現在、レミケード、エンブレル、ヒュミラのBSが使われていますが、
日本で認可されているのはレミケードのBSだけです。次の認可はエンブレルBSでしょう。
今からバイオを新たに使う方は、BSの登場を想定したお薬選びをしてもいいかもしれませんね。