2024/03/12 はしか対策
海外渡航後に「はしか」の発症が報告されています。「はしか」は極めて強い感染力があり、しかも空気感染です。同じ部屋にいるだけで感染しうる病気です。「ワクチン」を2回接種する事で予防できます。”２回接種する”事が大事です。
- 「はしか」に罹ったことがはっきりしている方→ワクチンは不要
- ワクチンを２回接種した→何もすることなし（それでも心配なら抗体検査）
- ワクチンを１回接種した→もう１回接種する
- ワクチン接種歴がわからない、罹ったかどうかわからない→2回接種、または抗体検査
となります。検査はいつでもできます。ワクチンは予約制です。ご相談下さい
3/17追記
＊おそらくは一般の診療所でMRワクチン（麻しんワクチンはなおさら）は入手できないと思います。MRワクチンは元来、乳幼児・小児用として生産されています。「大人が横取り」してはいけません。
＊数年前にも風しんおよび麻しん騒ぎがあり、同じようにワクチン不足となりました。騒動が収まると、ワクチンの問い合わせもピタリと無くなりました。予防は「平時」に行うものです。
＊上記の3及び４に該当する方は抗体検査を受けましょう。抗体があれば今回の騒動中は心配ありません、安心して過ごせます。但し、騒動が終わったら忘れずに接種を受けましょう。次の流行は必ず来ます。抗体がなければ、いつ罹ってもおかしくありません。特に海外旅行は要注意です（全世界的に流行中。感染者は帰国者がほとんど）。麻しんは飛行機内の密閉空間なら容易に感染します。
＊発熱があった際には、受診前に医療機関に相談するようにしてください。
（麻しんに特徴的な「発疹＝皮膚にブツブツ」は、熱が出てから数日後です）
