2022/09/23 リウマチ性疾患と動脈硬化

リウマチ性疾患があると動脈硬化性疾患=虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)や脳血管疾患(脳梗塞)を引き起こしやすいことが知られています。
疾患自体(血管に炎症を起こす等)と薬剤による影響(特にステロイド)がその理由です。対策としては

1.まず疾患自体を良い状態に保つこと:一番大事
2.血圧、コレステロールを適切に管理すること
その分、お薬が増えることにもなるので、患者さんからすれば受け入れ難いかも知れませんが、、
3.糖尿、タバコ、肥満対策
4.ステロイドは可能な限り少なく

EULAR recommendations for cardiovascular risk management in rheumatic and musculoskeletal diseases, including systemic lupus erythematosus and antiphospholipid syndrome(https://ard.bmj.com/content/81/6/768#T1)