専門用語は難しい

アナフィラキシー 余り聞きなれない言葉です。
アレルギーはどなたでも知っています。アナフィラキシーはアレルギー症状が同時に複数の臓器に、急速に起こった状態を言います。
アナフィラキシー=アレルギーの重症型 ですね(細かいことは抜きにして)。

アナフィラキシーの怖いところは症状が急速に進む事です。何の病気でも軽症から重症まであります。
重症になると、血圧が下がって、意識が低下する=ショック状態になります。これがアナフィラキシーショックです(アレルギー性ショックと
呼んでもあながち間違いではない)。
因みに、徐々に血圧が下がって、だんだん意識が無くなって、、、はショックとは呼びません。

スギ花粉症は眼と鼻=粘膜の症状だけなので、スギ花粉アレルギーで、スギ花粉アナフィラキシーを起こすことはまずありません。
(喘息が出る方もいらっしゃいますが、、、)
しかし、食物だと、じんましんだけの方もいれば、アナフィラキシーショックで亡くなる方もいます。
学校給食で、、というニュースを耳にすることがありますよね。

さて、新型コロナワクチン。このアナフィラキシーが多く報告されています。
接種前にアナフィラキシーの予測は出来ません。アナフィラキシーが起こった時に速やかに対処
出来る医療体制が大事です